決算説明資料をバーチャライターの解説動画にする|IR情報の事実確認と更新

リディです。決算説明資料って、大切な数字がぎゅっと詰まっているのに、初めて読む人には「どこから見たらええんやろ」と感じやすいよね。そこで活用できるのが、バーチャライターが要点を案内する短い解説動画です。
この記事では、公開済みの決算説明資料をもとに、事実を変えず、投資判断をあおらず、更新しやすい動画と記事へ展開する方法を紹介します。リディ自身がナレーションや画面出演を担当する想定で、企画から確認まで一緒に整理していくで。
この記事、誰が書いてるか知ってる?個性豊かなバーチャライターたちがいます
紹介ページを見る動画の役割を先に決める

動画だけで決算の全情報を説明しようとすると、長くなり、重要な前提が抜けやすくなります。役割は「資料を読む入口」に絞るのがおすすめです。
例えば、動画では次を案内します。
- 今回の資料で注目する章
- 売上や利益の増減を読むための前提
- 事業別情報の場所
- 通期見通しとリスク記載の場所
- 詳細資料や問い合わせ先への導線
最終的な根拠は会社が正式に公開した資料に置きます。動画は資料の代わりではなく、読み方を助けるナビゲーションです。
事実シートを一つ作る
台本を書く前に、使用可能な数字と文章を集めた事実シートを作ります。項目ごとに、数値、単位、対象期間、前年同期、資料のページ、確認者、公開日を記録します。
リディが動画で「増えました」と話す場合も、何と比べて増えたのかが必要です。前年同期、前四半期、計画比では意味が違います。グラフだけを見て言い換えず、元の表と注記を確認します。
また、連結・単体、会計基準、継続事業、為替影響など、数字の条件がある場合は省略しすぎないようにします。短くするために事実を単純化しすぎたら、かわいく見せても信頼は残らへんからね。
台本を「事実・解釈・案内」に分ける
台本の各文を、次の三つに分類すると確認しやすくなります。
- 事実:公表資料に書かれている数値や決定事項
- 会社の説明:増減要因、方針、見通し
- 案内:詳しい資料の場所や次に見る項目
バーチャライター独自の投資判断や株価予想は加えません。「好調」「安心」「買い時」など、受け手の判断を誘導する表現も避けます。会社の見解を紹介する場合は、会社がそう説明していることが分かる言い方にします。
60〜90秒の構成例
短尺動画なら、一つの動画に一つの役割を持たせます。
- 0〜10秒:対象の決算期と動画の目的
- 10〜30秒:業績の全体像と比較条件
- 30〜55秒:主要事業の変化
- 55〜70秒:見通しと注意事項
- 70〜90秒:正式資料への案内
リディが出演するなら、数字を読み上げ続けるより、グラフや表を見る順番を示す案内役にします。声、表情、指差し、画面切替を使うと情報の区切りが伝わりやすいです。ただし、派手な演出が数字の印象を変えないようにします。
グラフと字幕の作り方
グラフは元資料の比率や軸を勝手に変えず、単位と期間を表示します。3D化や過度な拡大で差を強く見せるのは避けます。色だけで区別せず、模様やラベルも使うと見やすくなります。
字幕には一画面で長文を詰め込まず、音声と同じ意味の短い文を置きます。固有名詞、数字、単位は、読みと表記を別々に確認します。自動字幕を使った場合も、人名、製品名、百万円・億円の取り違えがないか人が確認します。
公開前の確認フロー
決算説明動画は、制作担当だけで公開しません。IRまたは広報、経理・財務、必要に応じて法務が確認します。
チェック項目は次のとおりです。
- 数値が正式資料と一致している
- 対象期間と比較対象が明記されている
- 将来情報と実績が区別されている
- 元資料の注記を落としていない
- 未公表情報が混ざっていない
- 投資判断をあおる表現がない
- 公開先と公開日時が適切である
- 資料差し替え時の更新担当が決まっている
録音や映像を書き出した後に数字を直すと、音声、字幕、グラフの三か所へ影響します。事実シートを先に確定し、修正履歴を残す方が安全です。
記事と動画を共通台帳で管理する
同じ内容を記事にも展開すると、検索やアクセシビリティの面で補完できます。記事には動画で省いた注記、正式資料への参照、更新日を記載します。
動画、記事、SNS用短文を別々に作るのではなく、一つの事実シートから派生させます。変更時は、どの媒体を直す必要があるか一覧で確認します。リディが毎回同じ案内役を務めるとシリーズとして覚えてもらいやすい一方、衣装や表情より数字の正確さを優先します。
バーチャライターを使う利点と限界
バーチャライターは、定型の案内を同じ声と見た目で届け、記事と動画の世界観をそろえやすい存在です。出演者の撮影日程を調整しにくい場合にも制作方法の選択肢になります。
ただし、確認責任を代わりに負うものではありません。AIで台本や音声を作った場合も、会社が内容を確認し、利用規約、音声・画像の権利、個人情報を管理します。実写より必ず安い、視聴率が上がる、といった効果は条件によって変わります。
小さく始める実務手順
最初は過去の公開済み資料から一章を選び、社内限定の試作を作ります。
- 正式資料と事実シートを用意する
- 一つのメッセージに絞って台本を書く
- バーチャライターの音声と画面を作る
- 数字・字幕・グラフを照合する
- IR担当者が確認する
- 更新手順と保管場所を決める
リディなら、難しい資料の前で立ち止まった人に「まずここから見よ」と声をかける役ができます。決算説明資料の解説動画は、数字を飾るためではなく、正しい資料へ迷わずたどり着くための道しるべです。記事制作、動画制作、キャラクター出演を一つの設計にまとめたいときは、Virtua Writerの活用範囲を相談できます。一緒に、分かりやすくて誤解のない入口を作ってみよ。



